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前回のメルマガにおいてプラチナとの比較において金の通貨的な側面にしか触れられず、
産業利用の部分が言及がありませんでした。
金はとても実務的に産業利用がされています。
◆電子・半導体分野
金は錆びにくく(耐食性)、電気を安定して通すため、コネクタ端子、基板のめっき、つまりパソコンやスマホにどに使われます。
長期の信頼性が求められる用途ほど金が選ばれやすいのが特徴です。
◆医療分野
生体適合性が高く、アレルギーを起こしにくいことから、歯科材料、インプラント、医療用部品などで利用されます。
◆航空・宇宙・特殊用途
酸化しにくさや反射特性を活かし、衛星部品や赤外線反射コーティングなど、代替が難しい用途で使われます。
◆そして重要な補足(価格との関係)
産業用途は「必要だから使う」性格が強く、価格が上がると代替を検討する動きも出やすいです。
しかしながら金の需要割合について
世界黄金協会(WGC)の集計では2024年のテクノロジー需要は326トンで、総需要4,974トンに対して約6.6%にとどまります。
つまり需給全体で見ると工業用途の割合は相対的に小さく、
今後の産業用途での金の代替も加味すると金の需要急増からの金価格上昇は考えずらいのです。
金の価格形成の主因は依然として年金基金や大手ヘッジファンドなどの機関投資家の売買や
外貨分散の一環で金の売買をする中央銀行
そして米国金利などの金融要因によって金の価格は決まりやすく、
産業的な要因で価格が変動されやすいというプラチナとは性格が異なります!
ご参考まで。
参考:
https://www.gold.org/news-and-events/press-releases/global-gold-demand-hits-new-high-prices-soar-2024
https://www.gold.org/goldhub/research/gold-demand-trends/gold-demand-trends-full-year-2024/technology
https://pubs.usgs.gov/periodicals/mcs2025/mcs2025-gold.pdf
https://mric.jogmec.go.jp/wp-content/uploads/2019/03/material_flow2018_Au.pdf
https://blogs.worldbank.org/en/opendata/gold-shines-amid-geopolitical-uncertainties
https://www.lbma.org.uk/publications/the-otc-guide/properties-of-precious-metals
https://www.gold.org/ja/goldhub/research/gold-demand-trends/gold-demand-trends-full-year-2024





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