医療費はいくらかかっているのか?!

 

今回は医療費についてお伝えさせていただきます。

 

国民医療費とは歯科治療も含めた病院への診療費、お薬代、入院時の食事・訪問看護医療も含めた費用です。

18歳以上70歳未満の公的医療の自己負担額は3割ですが、これはその3割も含めた全体の金額ですね。

 

厚生労働省の令和3年度、国民医療費の概況からひも解いていきます。

1954年の国民医療費は約2152億円でしたが、2021年はなんと約45兆359億円

この70年で200倍に増えています!

 

 

2021年の医療費の中で最も大きな費用入院費であり

全体約45兆359億円のうち37.4%を占め約16兆8551憶円

国民一人あたりの医療費は約35万8800円となります!

年齢別ですと

65歳未満19万8,600円65歳以上75万4,000円

なんと4倍近くの違いに!

年金だけでなく医療費に関しても65歳未満の労働人口が

65歳以上の方の医療費を支えている格好になっていますね。


一人当たりの国民医療費65歳未満をさらに分割してみると

0~14歳は16万3,500円、15~44歳は13万3,300円、45~64歳29万700円

というかたちでやはり65歳未満でも45歳以上になるとぐんと医療費があがります。

 


さてここで病気別でみてみましょう。

歯科、訪問介護、薬代、入院時食費を除く

医科診療医療費は全体の国民医療費約45兆359億円の71.9%である32兆4025憶円

そのうちもっとも多いのは血液を全身に循環させる臓器が正常にはたらかくなる循環器疾患であり

高血圧、心疾患、脳血管疾患などが該当します。

これが全体の18.9%であり、約6兆1116憶円

続いてがん14.9%約4兆8428憶円

また都道府県別で国民一人当たりの医療費を見てみると

高知県が47万1,300円と最も高く、次いで鹿児島県が44万400円!

また、埼玉県が31万8,100円と最も低く、次いで千葉県が32万600円!

となっています。

 

 

さてここで世界に目を向け

2022年の各国の人口一人当たり医療費をOECD(経済協力開発機構)という国際機関がランキング形式でだしています。

それによるとダントツで一位なのは

12,555.26米ドル(日本円で約180万5,842円、1米ドル143.83 円)でアメリカでした!

このデータによると日本は世界で10番目ですね。

しかし約180万とは日本の約5倍でびっくりしてしまう金額です。

 

 

なぜアメリカの医療費はこんなにも高いのでしょうか?

一点目にアメリカは世界で最も多くの新薬を開発しており、

開発に膨大なコストをかけています。その新薬開発コストが医薬品に乗っかっています。

二点目に医療従事者スタッフの人件費も各国と比較すると高い点もあります。

最後にアメリカでは最新の医療技術や治療法の導入が早く、

医療機関が常に新しい機器や治療法に投資するため高額になりがちなようです。


いかがでしたでしょうか?

今回は医療費という国家行政の非常に重要な支出の部分に迫ってみました。

日本では莫大な予算が昔から投じられ、多くは低廉な負担額で良質な医療サービスを受診が可能となっています。

改めて国の医療制度に感謝を感じますね!

 


なにかのご参考まで。

 

 

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今週の長縄のひとりごと。

ハンター×ハンターが10月7日から再開というので暗黒大陸編を改めて3回目くらいの読み直しをしていますが、

読み直す度に印象が違って、且つ面白く読めてしまいます!

あんなに文が多くて間違いなく少年誌レベルではない難解さですが楽しいです。

それにしてもクラピカの頭の良さには憧れます!論理の正当性は完全な正義ではないですが、

論理を組み立てるスピードとその発想、そして論理をわかりやすく伝える言語化力にほれぼれします。

 

 

 


参考:

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/21/dl/data.pdf

https://www.oecd.org/en/data/indicators/health-spending.html

https://www.jpma.or.jp/opir/news/061/08.html

https://www.medinew.jp/articles/marketing/trend/usa-medical-bills

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