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スーパーなどで買い物をしていると、レジ横にガムや飴、ごみ袋や電池などがおいてありますね!
今回はなぜそうした小物がレジ横に配置されているのか、その理由を探ってみました。
ノーベル賞を受賞した行動経済学の「プロスペクト理論」というものがあります。
その中に「参照点」というものがあり、損かどうかは絶対的なものではなく相対的なものであるという考え方です。
例えばスーパーに入店した直後はまだ何もかっていないので参照点は「0(ゼロ)」になっています。
その時点でニンジンが120円だったりすると高いなと感じて買わなかったり、
逆に大根が50円だと逆に安いなと感じて買ったりします。
野菜は結構数十円の差を気にして購入を渋ったりしますよね。中にはお店まで変える人もいるようです。
しかしスーパーで買い物がすすみレジ前に並ぶと、かごの中の金額は総額5,000円程になっています。
この時点で参照点は「0」から「5,000円」まで変化しています。
そして、この状態で100円のガムや飴などを見ると、安いなと感じて購入しやすくなる心理が働きます。
飴をみると最近咳が続いてるな思ってかごに入れてみたり、新作のグミの商品が気になってかごに入れてみたり。。。
スーパーの運営者さんはこうした消費者の「参照点の変化」に着目しながら商品の陳列されているようです。
例えば5000万の家を買うときに普段なら中々迷ってしまう5万円という金額をメーカーさんのおすすめで床を木目調にしてみたり
500万円の新車を購入する際になかなか出さない3万円という金額をだしてオプションを付帯する感覚ですね!
二つ目に行列の心理的作用です。
順番待ちの行列は実際の時間よりも36%の人が長く感じたという研究結果もあるようです。
人は何もせず待っている時間やどのくらい待つのかわからない時間にはストレスを感じるようです。
こうしたイライラした心理状態の時に人は衝動買いしやすいようです。
レジ前に陳列されているものは行列によって視覚される回数が多いため、これらの心理状態とあわせて
小物でかごに入れやすいもので単価が少額なものはつい買い足ししやすいと言えるようです。
そのため16ロール入りのトイレットペーパーをレジ前には陳列したり、一本5,000円くらいするような日本酒の一升瓶をレジ前に陳列する
スーパーマーケットはなかなか存在しないようです。
何かのご参考まで。
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今週の長縄のひとりごと。
アメリカの大学に留学してたとき、カフェテリアで学生がおのおのランチを買ってレジに並ぶのですが、
あるアメリカの学生のひとりが棚から取ったリンゴを取り、レジの行列にならびました。
手持無沙汰だったのかその方はリンゴを列に並びながら食べ始めてしまい、最後に食べ終わったリンゴの芯を見せて
お金を払われていた方がいました。
アメリカ人のそうしたダイナミックさにカルチャーショックを受けたのを
今でも本当に鮮明に覚えています。
※注:日本では会計前の購入物の飲食は窃盗罪ですが、アメリカのある社会では結構ある 光景です。
参考:
https://jp.quora.com/%E3%81%AA%E3%81%9C-%E3%83%AC%E3%82%B8%E5%89%8D%E3%81%AB%E7%BD%AE%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%82%84%E9%A3%B4%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%81%AE
https://www.lifehacker.jp/article/120826hatewaiting/
https://president.jp/articles/-/20455?page=1
https://edition.cnn.com/2022/05/21/business/impulse-shopping-stores/index.html
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