NBA市場について!!

 

先日のバスケットボールワールドカップで48年ぶりの自力オリンピック出場権を獲得し、

 

バスケ人気が燃えがりつつある日本バスケ業界。

 

ここでバスケ業界の市場、それもアメリカのNBA市場について今回は迫っていきます。

 

 

 

NBA選手の年俸ですが、2023年シーズンのランキング上位の方はこちら

 

1位 ステフィン・カリー選手(ゴールデンステート・ウォリアーズ所属)

$51,915,615 約76.7億円(1ドル147.78円時 以下同為替レート)

 

 

2位 ケビン・デュラント選手(フェニックス・サンズ所属)

$47,649,433 約70.4億円

 

 

3位 ニコラ・ヨキッチ選手(デンバー・ナゲッツ所属)

$47,607,350 約70.3億円

 

ちなみにレブロン・ジェームズ選手はチームからもらうサラリー以外のスポンサー収入を含めると

 

約170億円と規格外の収入をお持ちです。

 

有名選手でなくともNBA選手の年間平均サラリー

 

$9,662,447 約14.2億円

 

となんと平均でも月間1億超の収入となります。

 

ではその市場全体の収入はいかがなっているでしょう。

 

 

 

NBAの2022-2023年のリーグ収入はなんと約100億ドル、つまり約1兆4000億円とのこと。

 

その約半分はテレビの放映権料です。

 

テレビ局にNBAの試合を放送して良いよと、でも代わりにお金をくださいねと。

 

アメリカ全土に放映権を持っているのはウォルトディズニー傘下のABCとESPN、

 

そしてワーナー・ブラザース傘下のTNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)です。

 

2016年にNBAはESPNと9年契約で年間約26億ドル(約3800億円)の契約をされたとのこと。

 

熱いNBAの試合を放映すればテレビも観られるし、企業もテレビCMに大きなお金を出しますね。

 

日本でも2017年から5年で楽天がNBAと独占放映権を獲得しています。

 

その額なんと5年で約254億円!!

 

 

 

次に大きな収入となるのが実際の観戦チケットの売り上げ収入です!

 

2022年シーズンの年間動員数は合計2223万4502人、平均チケットの金額は51.02ドルなので

 

約11億ドル、日本円で約1650億円です。

 

 

最後に大きな収入となるのは企業のスポンサー料ですね。

 

ユニフォーム、コート上の企業名、コート中央の看板、スタジアムのスクリーン広告などなど。

 

メインスポンサーは言うまでもなくNikeです!

 

選手のバスケユニフォーム右肩あたりにNikeマークが見受けられます。

 

(2016年シーズンまでアディダスマークでしたが。。)

 

他にもスポーツアパレルメーカーのWilson、DraftKings、Google、Microsoftなどの企業も名を連ねます。

 

2022年シーズンのこうしたスポンサー収入でなんと約16億ドル、約2300億円とのこと。

 

その他にもNBA公式による選手のユニフォーム、Tシャツ、キャップ、ニット帽、バスケットシューズなどの

 

グッズ収入があります。

 

 

バスケットボールというスポーツのみで年間約1.4兆円の収入をつくりだすアメリカの巨大なプロスポーツ市場。

 

その一端を感じていただければ幸いです。

 

 

参考:

 

https://www.spotrac.com/nba/rankings/

 

https://www.statista.com/statistics/193467/total-league-revenue-of-the-nba-since-2005/

 

https://note.com/hisashi_ito/n/n4fed2ff3537d

 

https://www.sanspo.com/article/20171011-E3J3KH3YQJMHXBF33HVXLNFSBU/

 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOKC110FK0R10C23A4000000/

 

https://www.espn.com/nba/columns/aldridge/894915.html

Latest Posts

Related Posts

住宅ローン

長期国債の金利上昇について!!

| | |   日本の長期国債金利が上がっています!   財務省サイトをみてみると、   10年国債の利回りは     令和3年4月1日 0.122%     令和4年4月1日 0.226%     令和5年4月3日 0

Read More
印税

印税について!!

| | |   印税とは著作物が販売されるごとに著作者さんに支払われる報酬のことです。 今回は印税について迫ってみます! 小説家や漫画家は主に本の売上や電子書籍、映像化権などから収益を得ることができます。 もともと印税と

Read More

耳寄りな情報!

このエリアに、耳寄りな情報提供を記載。他にもSNSのリンクや、名刺のスキャンを掲載することもできます。メインの項目はでなないけど、サイトのアクセントとしての利用をおすすめします。