選挙にかかるお金!!

 
 
来る10月27日(日)、第50回衆議院議員総選挙がありますね!
 
 
この選挙にかかる費用はなんと815億円
 
 
ちなみに2022年の参議院選挙は604億円かかりました!
 
 
これらはすべて我々の税金でもって賄われています。
 
 
有権者は在外を含め約1億544万人おり、1人あたり約570円かかる計算となっているようです!
 
 
 
これらの費用は選挙管理委員会に配分されるなどして、
 
投票所や開票所の設営費やそこで作業する方々の人件費、投票用紙や選挙公報を作る費用などに
 
使われています。
 
 
 
あわせて候補者の選挙運動費の一部も負担します。
 
 
具体的にははがき、ビラ、ポスター、看板の作成費や選挙カーの使用費、政見放送や新聞広告費などですね。
 
 
小選挙区の候補者は、はがきを3万5千枚、ビラは7万枚まで作ることができます。
 
 
日本は選挙公営制度があり、候補者の資金力に偏った選挙結果とならないよう
 
 
候補者一人一人にこうした支出の国からのサポートがなされています。
 
 
もちろんこうした国のサポートからでは足りず
 
追加のビラやポスター、ポスティングそして事務所賃借料など選挙前から選挙期間中の活動費
 
そして供託金の300万もあわせて
 
候補者一人当たりだいたい2,500〜3,000万円程度の支出が必要となります。
 
 
 
 
さて海の向こう側の大統領選挙を見てみましょう!
 
 
アメリカでは選挙費用の公費負担は、主に投票所の運営や郵便投票に必要な費用といった
 
基本的な行政支援に限られ軽微なようです。
 
 
 
しかしながら予備選挙などから1年かけて争われる大統領選挙戦の資金は膨大な額に上り
 
2020年バイデン氏VSトランプ氏の大統領選挙では
 
推定で57億ドル(約8550億円)超が使われ、
 
同時に行われた連邦議会の選挙は上下院を合わせて87億ドル(約1兆3050億円)
 
使われました!
 
こうした大統領各候補者の選挙資金のほとんどは
 
候補者の資産と個人&政治資金管理団体を通じた企業・団体献金で賄われています。
 
今回の選挙でイーロン・マスク氏はトランプ氏に約7500万ドル(約112億円、1ドル150円計算以下同レート)
 
寄付されました。
 
一方でハリス氏は1か月で700億円の献金を集めました!
 
 
 
アメリカ大統領はアメリカ上院下院を通過した法案を差し戻すことのできる拒否権があり、
 
世界最大規模のアメリカ軍の最高司令官ともなり
 
国内はもちろんのこと国際的にも大きな権限と影響力をもつ役職です。
 
 
 
 
こうした方を選ぶ選挙となれば、規模感が凄いですね!
 
 
 
なにかのご参考まで。
 
 
 
 
 
 
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今週の長縄のひとりごと。
 
政治の判断軸をもつのって難しいですよね!
 
法人への補助金政策、子育ての政策、税金の政策、年金や健康保険の政策その他etcなど
 
政治家は判断させていただく軸は多過ぎて混乱しそうになります。
 
ただ得られた情報をもとにそれでも政治的な意思発信(投票)は重要ですよね。
 
 
 
 
 
参考:
 
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