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今回は読者の皆様よりこんなご質問が寄せられましたので、ご回答させていただきます!
「最近、海外の銀行が破綻したり、買収されてしまったり、
株価が下がったり不安なニュースが多いです。
こんな時は金(きん)を買った方よいのでしょうか?」
さてドイツ銀行のことですね。3月24日一時株価が14%下がったというニュースが流れ、
シリコンバレー銀行の破綻、クレディスイスの買収と続いて海外では金融不安を感じるニュースが多いです。
ドイツ銀行の株安
ドイツ銀行はドイツ連邦銀行と呼ばれるドイツの中央銀行とは異なり、民間のメガバンクです。
日本では証券・投資銀行部門がメインのドイツ証券を軸としてグループ企業が進出しています。
さて今回にドイツ銀行は株安に対してシュルツ首相は「非常に収益性の高い銀行であり、心配する必要はない。」
という明言されていますが、どのように受け取るべきでしょうか。
米国金融メディアCNBCのニュースによると、ドイツ銀行はこの数年リストラによるコスト削減により、
収益性を大幅に改善しています。2022年の年間純利益は54億ドルであり、前年比159%増とのことです。
銀行の健全性比率を示すCET1は13.4%であり、米国メガバンクであるバンクオブアメリカでも10.49%、シティグループでも11.9%、三菱東京UFJは9.93%と、
ドイツ銀行は高い健全性を保持しているようです。
ドイツ銀行の今回の株安は金融不安を受けた投資家達の短期的な売りで、一時的な現象にとどまるのではないかと思っております。
シリコンバレー銀行の破綻
当該銀行は集まったお金を融資として貸し出す預貸率が43%と低い割合でした。
欧州の銀行は預金に対して貸し出すお金の割合は120~130%です。
反対に預金に対する有価証券の割合である預証率は70%弱と20~40%弱である他の米銀と比べて突出して高かったのです。
つまりシリコンバレー銀行は預かったお金のほとんどを債券ベースで運用したため今回の利上げにより含み損を
多く抱え、財務状況が悪かったのです。
そこに来てシリコンバレー銀行主要顧客はテクノロジー関連企業であり、個人顧客の預金残高は少なかったのです。
当該銀行の財務状況をSNSで知り、不安を感じたテクノロジー関連企業は法人口座より預金を引き出しました。
そうすると銀行に現金が一気になくなり、資産のほとんどを債券で運用しているので、債券を売却して現金をつくろうにも
多額の損を抱えてしまうことになり、現金がなくなり破綻に至ったとみられています。
世界的な金融不安となるのか
こうしたシリコンバレー銀行の破綻、そしてクレディスイスのUSB買収も金融機関個別の事情に寄った事象であり、
2007年のサブプライムローン問題に端を発したリーマンブラザーズ破綻、そして連鎖的に他の金融機関に影響した
世界的な大不況とはかなり事情が異なると言えるのでないかと思われます。
こうした見方は甘いと言われるかもしれませんが、現状の長縄の独断ではまだ静観しておいた方が良いのではないかと
思っております。
さてこうした現状の中で金投資は有効なのか。。?
この件は次回の記事で書かせていただきます。
ご参考まで。
参考:
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230325/k10014019301000.html
https://www.cnbc.com/2023/03/24/deutsche-bank-shares-slide-8percent-after-a-sudden-spike-in-default-insurance-costs.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E9%8A%80%E8%A1%8C
https://www.mufg.jp/faqs/index.html
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20230312&ng=DGKKZO69193510S3A310C2EA2000
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