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今回は江戸時代の大名の暮らしぶりがふと気になり、調べてみました。
もともと大名というのは私有地を持った各地の有力者のことを言い、
私有地を増やして家臣を増やし、権力集中型のより大きな団体を形成し、各地で更に力を握りました。
江戸時代はこうした大名に石高1万石以上を幕府から与え、藩主として統治させました。
ちなみに1万石というのはいくらくらいでしょう。
1石は成人男性が1年間に消費する米の量とされています。
1石は1,000合に等しく、1合はお茶碗2.2杯分、当時は1日約3合食するとした場合、
3合×333日→999合≒1000合となります。
ちなみに1石は約150キロ、現在のコメの価格に直すと、約38,000円!
(令和5年厚生労働省データ:全銘柄平均価格で15,291円/玄米60kg)
現在の価値に直すと1万石は約3.8億円もの価値となります。
1863年のデータだと加賀100万石といわれた、加賀藩はなんと120万石!
現在のお米の価値に直すと約456億円!
お米の収入があまりない、藩でも2万石はあったようです。
約7.6億円!
さてこうした藩の収入のなかでどうやりくりしていたのでしょうか?
福井県小浜市は江戸時代に小浜藩でしたが、この藩の1800年を例にとって探ってみます。
年貢米として約13万石あった藩ですが、それ以外の山林・原野・河川などの
収益・産物を入れた収入も含め
両に直すと、27,482両!
そして総支出として、28,202両あるので、赤字720両とのこと。
同藩の支出内訳の1658年頃をみてみると
このうち35.3%が家臣、足軽などへの給与
13.6%が隠居した前藩主への手当
6.1%が江戸在住の藩主家族への支給額
残りが自分の領地と江戸での藩主の生活費や参勤交代の経費となっているようです。
参勤交代!!!
1年おきに自国領地から、江戸に行き約1年間滞在し妻子は常に江戸に住まわせる制度です。
江戸幕府はこうした参勤交代の制度を通じて各地の藩主である大名の財力を弱らせることが目的でした。
結果として大名の生活費はこうした藩内の支出がごちゃ混ぜとなり、
そこまで裕福な大名は少なかったと思われます。。
今回は江戸時代の大名のお金のことに少しだけ迫ってみました。
何かのご参考まで。
参考:
https://www.archives.go.jp/exhibition/digital/daimyou/data.html#:~
https://sengoku-his.com/1055
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kikaku/221018.html#:~:
http://kitabatake.world.coocan.jp/rekishi3.html
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/fukui/07/zusetsu/C19/C191.htm
https://www.lib.pref.yamanashi.jp/cgi-bin/refjirei/refs.cgi?c=common&n=32#:~:
https://www.touken-world.jp/tips/57589/
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