日銀の為替介入について!


日本銀行の 為替介入 

行き過ぎた 為替市場の安定化 を図るため、為替市場において財務省の指示を受けた日本銀行が特定の通貨売買を実施すること。

正式には 「外国為替平衡操作」 と言われます。

今回も読者様より、「日本銀行の為替介入について書いてほしい!

とうれしいリクエストをいただきました。

ご参考いただければ幸いです!





さて小麦や肉類、とうもろこしなど食料品を始めとして、多くの木材、鉄の原料など 輸入に頼る日本経済 

円安はわれわれの 物価上昇 に多くの影響を与えます。

こうした為替の安定をはかり、 物価の安定 そして国民の生活の安定を図るのが日本銀行の為替介入というわけですね。




令和4年9月29日~令和4年10月27日の為替介入額は 6兆3,499億円 と10月31日に財務省より発表されました。

お金の 財源 はどこからくるのでしょうか。

財源は 外国為替資金特別会計 です。

円売りによって得られた外貨を資産として保有し、銀行、保険会社、運用会社など機関投資家に政府短期証券を販売することによって得られた円貨を負債として保有しています。

令和2年度末の情報ですが、

総資産 としては約 137兆1926億円 

また外国為替等の売買や運用によって生じた 収入 が約 3兆1327億円 あるとのこと。

そしてこちらから、事務経費、外国為替資金の運用経費、運用損失の補填金などの 支出 が約 2339億円 引かれています。



総資産は膨大な金額ですね!

今後、米国国債の利上げが続くなら日本の円安を更に高まる可能性があり、日本銀行の為替介入が続くことが予想されます。

日本経済の中で生活する一個人として、物価高、そしてこの不安定な為替は落ち着きません。

安定を切に願います。




ご参考いただければ幸いです。




参考:



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