定年で失業手当はもらえるのか?!

定年退職しても失業手当はもらえるのか??

今回はそのケースを検証してみました。


結論、65歳未満と65歳以上で給付が分かれますが、雇用保険の期間が1年以上あればもらえます。


◆◆65歳未満の場合

65歳未満の方は20年以上勤務していれば5ヶ月の150日間分の失業給付はあります。

もちろん定年後の再就職を希望するとのことで、月一回ペースくらいはお近くのハローワークにいくことは必要です。


給付額ですが、「賃金日額×所定の給付率」で計算されます。

 離職した日の直前6か月に支払われた報酬合計を180日で割って出した金額です。

ボーナスや退職金は含みません。

そしてその算出額に所定の割合がさらにかけられます。


60歳未満の人:50~80%

60歳以上65歳未満の人:45~80%


そして上限額もあります。


基本手当日額上限額

30歳未満 6,815円

30歳以上45歳未満 7,570円

45歳以上60歳未満 8,330円

60歳以上65歳未満 7,150円

65歳以上     6,850円

 

また、賃金が低いほど給付率も高くなるように定まっています。

もちろんあくまで4週ごとの失業受けて給付されるもので、再就職が決まったりした場合は支給がストップします。


◆65歳以上の場合

こちらも雇用保険期間が1年以上あれば、給付額が50日分で一時金でのみ支給されます。

もちろん再就職の意思があり、求職活動を行うのが条件となります。


年金制度で生活がままならない日本では高齢者雇用が今後常態化されると予想されますね。

ご参考まで。

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