
耳寄りな情報!
このエリアに、耳寄りな情報提供を記載。他にもSNSのリンクや、名刺のスキャンを掲載することもできます。メインの項目はでなないけど、サイトのアクセントとしての利用をおすすめします。
万博!!!
正式名称は「万国博覧会」
英語では Expo(エキスポ) と呼ばれます!
世界中の国々がパビリオン(展示館)を設けて、
科学技術、建築、アートや音楽、文化を紹介する世界規模のイベントです!
第一回万博はなんと1851年ロンドン!
当時、産業革命を経てイギリスは世界の工場として
蒸気機関・機械製造・繊維の分野で世界をリードし
植民地貿易・技術輸出・製品の大量生産により、空前の経済繁栄を謳歌していました!
そこで当時のヴィクトリア女王の夫であるアルバート公が
イギリスの工業の技術優位を他国に誇示したいという思惑のもと
「国際的な技術と文化の交流の場をつくるべきだ」と提唱して
第一回開催につながりました!
現代では「BIE(国際博覧会事務局)」の認可のもと、5年に一回、開催期間は6か月程度で世界各国で開催されています。
万博は世界の文化歴史と関わりが深く、
1867年パリ万博では
日本の葛飾北斎の浮世絵が紹介されジャポニズムとして
印象派であるマネやアール・ヌーヴォーの旗手であるエミール・ガレに
大きく影響を与えました!
フランス革命100周年記念として開催された1889年のパリ万博では
景観を損なうと批判されながらもエッフェル塔が建設されましたが、今やフランスの象徴ですね!
1958年のベルギーのブリュッセル万博では
ソ連とアメリカが宇宙・軍事・消費社会をアピールしあう、“展示を通じた冷戦外交”の場でもありました。
日本初開催となった1970年の大阪万博では世界中から約6,400万人が来場し日本の高度成長期の象徴ともなりました!
こうした技術・芸術の交流や促進、そして時の歴史と折り重なってきた背景が万博にはあります。
さて今回の大阪・関西万博ですが
2017年4月に当時の安倍内閣が経済成長戦略の一環として誘致方針を決め
見事、開催国となりました!
大阪・関西万博のお金の部分に迫ってみます。
まず費用の面です。
各国のパビリオン等の会場建設費
3,550億
会場全体の人件費・管理費・広告費等の運営費
3,410億
地下鉄延伸・道路拡幅等の基盤整備費
550億
万博のプロモーション活動や学校・教育現場での啓発活動、海外向けの国際発信等の参加促進・機運醸成費
120億
合計7630億
これらの負担内訳は。。。
国
1,750億
大阪府市
1,400億
経済界
1,350億
パビリオン出展者等
1,970億
チケット・グッズ等の売り上げ
1,160億
合計7,630億
となっています。
パビリオン出展者様など大半が民間資金ですが
国や大阪府市の負担である2750億は国税や地方税によって賄われています!
膨大な金額ですね!
今回の入場者数の想定は2,820万人と見込んでおりますが、
チケット販売やグッズ販売収入見込みの1,160億円のみで費用回収は不可能であり、
リターンはほぼ全額はその経済波及効果に期待するものであります。
経済波及効果!
万博によって建設会社が潤い、県外そして世界各国から大きな人が会場もしくは会場周辺に訪れ
そこでの消費活動によって、関西を中心に経済活動が活発になりますね。
もう少し細かめに言うと
今回、万博会場となる夢洲(ゆめしま)において、
Osaka Metro中央線の夢洲駅が万博のために建設され
さらには巨大な建物や交通インフラが次々と建設そして整備され、
地元の建設業者に数百億円単位の仕事が転がり込みました。
また国内外から約2,800万人が来場されるとなれば、
会場のある大阪府もしくは特に京都や奈良といった観光地では
温泉旅館やビジネスホテルの宿泊客が飛躍的に増え、道頓堀でたこやきが飛ぶように売れ、お寺に訪れては
日本の和菓子やお土産が爆発的に買われまくりますね!
飛行機の便も通常よりいっぱいの人となり、状況によっては増便となり
鉄道の乗客者数も増えますね!
経済産業省が 2024 年 3 月に公表した資料によると、こうした万博の経済波及効果は
建設投資 8,570億円、運営・イベント 6,808億円、来場者消費 1兆3,777億円
の合計2.9兆円と試算されています!
ちなみに2005年愛・地球博の経済波及効果は
2.1兆円と2005年日本国際博覧会協会等より報告されています。
東海四県の人口は1500万人に対し、関西2府4県の人口は2,000万人!そして近年の外国人観光客の増加を加味すると
2.9兆円と試算される経済波及効果は十分達成可能な数字と思われます。
ただこうした支出のほとんどは大阪市におとされることとなり、
少なくとも恩恵を受けるのは関西2府4県のとなるため
投入された国税1,750億円に対して他自治体への恩恵はあまりに少なく批判はあります。
しかしながら..
全世界にむけて参加企業は、各種パビリオンやイベントを通じて、
最新の技術や商品・サービスを披露する機会となります!
そして
昨今の展示はSDGs を念頭に置いたものですが、自国・自社の経済的成長とSDGs達成の両立を目指している姿を
世界にアピールする機会ともなります。
つまり世界における日本のイメージが刷新され、輸出拡大などによって経済恩恵を
日本国民全体が受ける可能性があるということですね!
いかがでしょうか。。
歴史的な世界規模なイベントは、昔は国力誇示&国威発揚の意味がありましたが、
現在は社会的問題の解決を目指しています!
そしてそこには計り知れない非金銭的なリターンが見込まれているようです。
何かのご参考まで。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
今週の長縄のひとりごと。
このあいだジムのランニングマシンを走っていたら、
足がもつれて壮大に転んでしまい、死ぬかと思いました。。。本当に。
何事もなく済みましたが、「大丈夫ですかっ!!」と駆け寄ってくれた人に申し訳なかったです。
その後、何もなかったように30分ランニングしましたが(笑)
参考:
https://www.expo2025.or.jp/overview/purpose/
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hakurankai/banpaku.html
https://www.asahi.com/special/expo2025-chronology/
https://chappie001.com/
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchfocus/pdf/





| | | 2025年のワールドシリーズはドジャースが連覇! すばらしい逆転劇でまさに手に汗握る展開でしたね! ちなみに昨年2024年もワールドシリーズを制したドジャーズには選手に1人あたり47万7440ドル

| | | 2014年に開発されたアメリカのゲームスタジオ Bungieによって開発されたゲーム「Destiny」はの開発費、マーケティング費、その他の費用含めて、なんと5億ドルいわれます。 このゲームは一人称視
耳寄りな情報!
このエリアに、耳寄りな情報提供を記載。他にもSNSのリンクや、名刺のスキャンを掲載することもできます。メインの項目はでなないけど、サイトのアクセントとしての利用をおすすめします。