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シンガポール!
面積は日本の淡路島よりひとまわりほど大きい面積であり、
人口は約591万人と愛知県の約755万人よりもやや少ない人口の国です。
しかしながらこの国は世界の金融センターの実力を評価する
グローバル金融センターインデックス2023年において1位ニューヨーク、2位ロンドンに次いで3位となっており、
スイスの国際経営開発研究所が発表する世界競争力ランキング2023年においてもシンガポールは3位、
さらにカナダのシンクタンクのフレーザーによると世界経済自由度ランキング2023年の1位はシンガポール。
シンガポールは英国の文化的支配を受けながら、マレーシアからの独立を1965年に果たしたばかりの国。
アジアの小国でありながら世界でも屈指の文化・経済、そして金融社会が発展している国のようです。
今回はシンガポールのその発展について触れていきます!
1950年代のシンガポール!
当時はアジアのスラム街として有名であり、1965年の独立以降
高い失業率、整備されていない住宅や教育設備、脆弱な天然資源と
その発展には大きな課題が山積みでした。
政府は発展のためにまずはお金を借りて、沼地を埋め立てて工業団地をつくり
外国の新規投資家に有利な免税施策を設けることで積極的な外資誘致に努めます。
またシンガポールは南アジアのほぼ中央に位置し、アジアの交通の要所として地理的な優位がありました。
原材料を輸入し、加工した製品を輸出する。加工貿易を主軸として世界の国際産業に食い込み
電機・電子部品の加工、輸出を行います。この貿易は現在でも主要な産業であり
IT製品、輸送機器などをメインとして輸出しています。
こうした加工貿易が発達すると寄港する船に対するサービスや商業が拡大していき
船の燃料の供給のためシェルやエッソなどの大手石油企業の誘致をし石油精製所もつくられます。
周囲のマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアは伝統的に天然資源の採取&輸出を
主要産業とされていますがシンガポールは対照的に加工に特化してその産業を発展させます。
またシンガポール政府は、事業発展のためより海外の事業者やビジネスパートナーと
コミュニケーションする必要があると考え
英語を公用語とし、早い段階からすべての学校において英語教育が実施されました。
シンガポール発展の特筆すべきはその教育にあります。
国家予算の5分の1という大金が国の発足当初から現在に至るまで投入され
政治学や哲学という分野よりも、工学、化学、生命科学、金融など
実用的な分野が重視され厳しく徹底されたシステムが確立されました。
シンガポール独立の首相リー・クアンユーは
教育立国を目指し、徹底したエリート教育が実践されています。
小学生は日曜日でも当たり前のように勉強し、6年生にして
PSLEという将来を分ける選考試験が実施されます。
その後も選別のための多くの試験を受け、すべての試験に合格できた学生のみが大学への進学が許されます。
大学は6大学しかなく、そのどれもが高い教育水準を保ち
卒業生は官僚や金融業のスペシャリストとして活躍し国力を引き上げています。
そしてやはり外資の誘致施策です。
シンガポールの法人税は17%と日本29.74%、ドイツ29.93%、米国27.98%
英国25%と世界各国に比べて安い法人税です。
日本では分離課税にあたる投資による利益も非課税、
また所得税の最高税率は24%と低い税制が魅力的です。
こうした税制により世界の多くの金融機関やIT企業等はシンガポールに支店を構えます。
日本のUFJや三井住友も含め、バンクオブアメリカ、シティ銀行
そしてIT企業では中国のテンセントやファーウェイなどですね。
また一定金額以上シンガポールに投資する富裕層には永住権を与えるなど富裕層の取り込みにも積極的に働きました。
こうした施策がひとつひとつ積み重なり
シンガポールのGDPの成長率は1980年より伸び続け、
2010年にはなんと約15.2%と過去最高の成長率を記録することとなるのです!
現在は世界で高く評価され続ける国シンガポール。
建国わずか60年に満たないアジアの小さな国が21世紀に更にどんな発展を見せるのかとても楽しみですね!
何かのご参考まで。
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今週の長縄のひとりごと。
シンガポールの発展はまるで戦後日本のように勢いがありますね!
アジア、ヨーロッパ、アラブからの移民が集まって出来た国でとてもエネルギッシュです!
いつかこの国で働いてみたいと感じた国でもあります!
参考:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/singapore/data.html
https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/172870e672973d8c.html
https://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/201202/3-12.pdf
https://ecodb.net/country/SG/imf_gdp.html
https://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/201202/3-12.pdf
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/itn_comparison/j03.htm
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-02/RQVQKCDWX2PS01#:~:
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