ギャンブルの期待値について!!!

ギャンブルの期待値について以前書きましたが、今回も再度お伝えしていきます。

期待値とは確率を考えたうえでそのギャンブルに挑戦して得られる平均的なリターンですね。

期待値の求め方は

ある出来事が起きた時に得られるスコア×確率(その出来事が起きる確率)の和で求められます。

コイントス裏表は2分の1の確率ですが、例えば表が出て10,000円得られる場合の期待値は

10,000円×1/2=5,000。 5,000円となります。

1000万分の1の確率で5億円が当たる宝くじは

5億円×1/1000万=50。 50円です。

この期待値を知ることでその勝負に挑戦するかどうかの判断材料になります。

例えば上記のコイントスの場合は1回のコイントスで5000円以上の例えば6,000円必要なら分の悪い勝負と言えますし、

宝くじの場合も1枚の抽選券のお金が50円以下の例えば40円なら挑戦する価値のある勝負と言えます。

さてここで様々なギャンブルとその期待値を見てみます。

オンラインカジノ
1万円をかけた場合の期待値:-500円
ペイアウト率:95%

パチンコ、パチスロ
1万円をかけた場合の期待値:-2,000円
ペイアウト率:80%

宝くじ
1万円をかけた場合の期待値:-6,000円
ペイアウト率:40%

※ペイアウト率は一定の金額を賭けた時に、プレイヤーに支払われる金額の割合。

上記のようになります。
オンラインカジノでさえ10,000円を賭ければ平均して500円を失う計算式となり、その500円が運営者に払われる仕組みとなります。
宝くじはその失う金額が6,000円とかなり分の悪い勝負となります。

結論、これらのギャンブルは統計的にはお金つぎ込めばつぎ込むほどギャンブラーは掛け金を失う結果となります。

運営者がいれば、もちろんそこには運営者が儲けないといけない仕組みがないと事業として成り立たず、

そもそもギャンブルをサービスとしてギャンブラーに提供できていないということですね。

つまりギャンブルはこれらの統計を打ち破るような知識やスキルがないと勝負するべきではないと言えます。

もちろん人の生まれる確率は約70兆分の1(計算方法によって大きく変動します)という途方もない奇跡の出来事が実際に

起こってこの世にいるので、一切ギャンブルをやるなということでもありません。

日本では宝くじの最高額は12億円、米国の最高額は約2970億円といままでに当選者がでています。

ギャンブルは手堅く資産を形成する方法として、まったく有効な方法ではありません!

しかしながら家計における浪費の適正な支出割合は収入の「5%」なので、その額の範囲内でやってみると面白いかもですね。

何にせよお金はコントロールすることが肝要です。

何かのご参考まで。

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今週の長縄のひとりごと。

僕はギャンブルではとにかく勝てたためしがなく、個人的はとにかくギャンブルで負けないには

そもそもの勝負をしないことだと強く思います。

投資においても勝つことよりも負けないことが大切だと思うのでコツコツと分散して長い期間積み立てるわけですね!

それにしてもスペインはなんと当選確率3分の1という宝くじがあるそうです。

参考:

https://coac.jp/expectedvalue/#:~:

https://kurosaki-j.city-niigata.ed.jp/kurotayori2023-07.pdf

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1594028

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0902E0Z01C22A1000000/#:~:

https://shes-online-gambler.blog.jp/archives/lottery-el-nino.html

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