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各金融機関の有価証券報告書によると、預かり資産が多いランキングは下記の通りです。
第一位
ゆうちょ銀行
預金量:194兆9515億円
貸出金:5兆6043億円
第二位
三菱UFJ銀行
預金量:192兆2722億円
貸出金:97兆1277億円
第三位
三井住友銀行
預金量:149兆9488億円
貸出金:94兆3073億円
第四位
みずほ銀行
預金量:194兆9515億円
貸出金:87兆2803億円
なんとゆうちょ銀行が堂々の1位!
ここでゆうちょ銀行の歴史を簡単に振り返ってみます!
ゆうちょ銀行は1875年に「日本近代郵便の父」として知られる
前島密氏によって導入されさました!
前島氏は当時のイギリスの郵便制度を現地で調査し、
郵便局が郵便だけでなく為替や貯金などを行っていることを学びました!
この当時はまだ貯金という概念そのものが日本になく、だいぶん苦労して小学校の道徳教育などを通じ普及されていきました。
さらに、全国にある郵便局で利用ができ、政府による保証があり
ローリスク・ローリターンの金融商品を扱っていることが高い評価につながり、
日本でも最高の預金残高をもつ金融機関に成長しました!
しかしながら政府がそのような巨大な金融機関を保有することや、
豊富な資金が民間に流れないことに批判されることとなり、
2007年に日本郵政公社が民営化されグループ会社である
ゆうちょ銀行に引き継がれました!
さてゆうちょ銀行の貸出金は5兆6043億円は他のメガバンクの貸出金と比較すると約5%程度と
だいぶ貸出金の金額が少ないです。
しかしながら2024年3月期の経常利益は約4960億円と巨額を計上しています。
ちなみに同時期におけるみずほファイナンシャルグループの営業利益は約9140億円となっています。
貸出によって得られる金利の利ざやではなく、ゆうちょ銀行は何によってこのような大きな経常利益を
上げているのでしょうか。。。
それは有価証券の運用によってです。
2024年3月期においてゆうちょ銀行のバランスシートの総資産は
233.8兆円!そのうち有価証券は146.4兆円です。
同時期のみずほファイナンシャルグループのバランスシートの総資産は
278兆円。そのうち有価証券は38兆円です。
ゆうちょ銀行は有価証券は2023年から2024年にかけて
なんと約13兆6899億円増えているのに対し、
みずほファイナンシャルグループは
約8000億円増にとどまっています。
ゆうちょ銀行の資産増、営業利益増の背景には
莫大な有価証券の運用があるわけですね!
今後のゆうちょ銀行は200兆円近い豊富な預金量と
全国津々浦々にある約24,000の郵便局ネットワークを活用し
通帳のデジタル化やNISAの資産形成サポート、
また運用をリスク性資産にも振り向けつつ更なる収益拡大を目指されています。
世界的にも巨大な金融機関であるゆうちょ銀行!
今後がどうなるか楽しみですね!
なにかのご参考まで。
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今週の長縄のひとりごと。
銀行を英語で言うとbankですが、これの語源について。
銀行は、12世紀頃に当時世界の貿易の中心地であった北イタリアの両替商が原型になったといわれます。
この両替商が両替のために使用した「BANCO」(長机、腰掛)が語源となり、
BANKとなったと言われています。
言葉ひとつとってもいろんな歴史があり、おもしろいですね!
参考:
https://www.jpcast.japanpost.jp/2024/05/435.html
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7182/tdnet/2441539/00.pdf
https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/financial/tanshin/pdf/data2403_fy_2.pdf
https://www.jp-bank.japanpost.jp/ir/financial/pdf/pr240529_1.pdf
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